花プラン

バラの切花と生産者用苗生産

ボトリチス

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ほのちゃん日記のダニの記事を見て、思い出しました。前回お会いした時にボトについて話していたことを。だもんで資料を引っ張り出してきました。
2年前のアーチングのブロック大会の時の病害虫関連の資料から部分的に。もしかしたらダニの記事も同じ資料かも、、、?

発病の条件
2〜30℃の温度範囲内で生育する。それ以上でもそれ以下でも殆ど繁殖しない。
病原菌の生育適温は23℃、胞子の発芽の適温は10℃〜25℃、植物体への侵入、感染の適温は15〜20℃となっているものの
発病は温度よりも湿度との関連が深いとも考えられている。

したがって、灰色カビ病の発病好適条件としては、高い湿度95%以上、程良い温度15℃〜25℃、それと水滴(施設内の霧やモヤも含まれる)の三要素が必要になる。
このような環境は温室内だけではなく、冷蔵庫、輸送中、その後、、、と多くの場面で起こりうる。

15℃〜20℃で分生子(分生胞子)を形成するが、湿度が高いと形成活動は盛んになり、低温になると殆ど形成されなくなる。分生子は風に乗って周囲に飛散し、植物体に付着する。付着した分生子は発芽の後菌糸を伸ばし、植物体の柔らかい部分から侵入する。茎や葉面の傷口からも侵入する。侵入後2〜3日経つと病斑ができ、その上には再び無数の分生子が形成されて、更に周囲へと伝染する。菌糸は環境が不敵になると、集合して菌核を形成して不良環境に耐え、飛散に適した環境を待つ。

予防と防除
べと病の予防と同じで、低温、多湿、換気不足の解消に尽きる。同じ条件下ではべと病よりも灰色かび病の方が発病が早いのでべと病以上に換気と葉面を乾燥させる事が重要となる。薬剤散布も速やかに乾かない条件下では逆効果。灰色かび病の薬剤散布による防除、予防は効果が期待できない。

こんな感じの事が載っています。

さて。この菌と言うのはどこにでもいる浮遊菌ですよね。今この瞬間にも漂っているんですよね。そして上の発症の条件をみると日常でも起こりうる環境ですね。夕方になれば徐々に温度が下がり湿度が上がる。毎日の繰り返しですからね。胞子の発芽と拡散が繰り返されているわけですね。
生産から流通、販売、買っていただいたお客様の所にいたるまでこの条件がつきまとうのですよね。やっかいですね。

最近ヒートポンプでの湿度管理が主流となりつつある気がしますが、導入以前よりもずっとずっと温室内を綺麗な状態にしておかないと逆に危険なのではないかと思うようになりました。温室内の同じ空気を回しているだけですよね。やっぱり外から新しい空気を取り込み、温室内の空気を追い出すような換気をしないと菌の密度が下がらない様に思うのですよね。
閉めきった状態でも湿度を上手に管理していくことで上記の発病条件を回避できるのでボトはでないですが、その後発症するという可能性は依然として残っています。
換気が不十分になった分だけ逆にそのリスクは高くなるのでは?とも思います。
湿度管理だけに目を奪われがちですが、菌の密度を下げることにもっと力を注がないといけないと思うようになりました。

というお話をこの前したんでしたよね。

といってもヒーポン導入で換気頻度が減ったと言う人が多いのか少ないのかよくわかりませんが。

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