花プラン

バラの切花と生産者用苗生産

繰り返し使う

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今日も晴れ。時々曇り。通勤する道端には落ち葉が積もりそれぞれの家の前やその周辺を掃除している姿が。そして鳥も突つかなくなった柿が寂しそうにぶら下がっている、そんな光景があちらこちらで見受けられます。
苗の出荷と切り花の選別作業。切り花の選別はスタッフ5人で行い苗出荷は自分一人で。その他一人は休み、もう一人は別な温室で植え替え作業。両親は苗作りをそれぞれ今日の作業としてこなしました。

それぞれの現場では色々な道具を使い作業をします。使い捨てる物、繰り返しなども使うもの。繰り返し使う物の多くは定期的なメンテナンスが必要となりそのメンテナンスに手間をかけます。花に触れる物で繰り返し使う物の多くはメンテナンスというと洗浄と消毒といった事がメインになります。
花に菌が入らないようにするためと道具を奇麗に長く使う為です。
例えば花きりなどに使用するハサミ、苗作りのナイフ、カゴ、台車、ベンチ等、使用の際には必ず洗浄、消毒殺菌を行います。出荷用のバケツ、直送用の水を貯める容器等もすべて繰り返し利用していますが、必ず洗浄消毒を行い使います。
繰り返し使用してみると分かるのですが愛着がわいてきます。より大事に使おうと思えるようになります。いつも奇麗にしておく事でより一層その気持ちが高くなる気がします。自分だけでなく社員、パートのみんなもそのように感じ行動するようになってきている事に少し嬉しく思う今日この頃です。

先日参加したMPS参加者ネットワーク協議会での海外での生産現場でのスライドの中にハサミは一回切ったら捨てる、という部分がありました。一回というのは作業一回ではなく、一回チョキンとやるその動作一回で後はそれは使用しないという事だったと理解しましたが、正直なところやり過ぎだと感じました。(何の為かというと菌がハサミを通じて移らない為です)
それが受け入れられる国や地域、社会などがあるのかなとも思います。そこまでやらなければならない理由はあるとは思いますが、もったいないと感じますね。スライドで出てきた生産者としては万全の殺菌体制としてそうしているのだろうし、そのように指示を受けているのだと思います。

言いたい事はそれが良い、悪いという事ではなくてそれが自分たちがいる地域や社会に受け入れられるかどうかを見誤らないようにしなければならないと感じた事。(別にハサミを繰り返し使った方が良いよって言いたい訳ではない、病気が出ないようにする事も大事だから)
自分たちが普段している仕事、それに向き合う姿勢などを大切にしなけば花を買ってもらえなくなるような、、、そんな感じもします。

奇麗な、持ちの良い、いわゆる高品質の物を作っただけではだめ、その取り組み姿勢が大事だ。とあちらこちらの勉強会で言われています。自分は正直な所良いもの作ってればなんとかなる、、、とも思っていました。
でも今、理解できたように思います。ハサミを一回使って捨てるスライドを見てそれはいくら何でも、、、と思った僕と現地の人達との感覚のズレというのは僕と僕の花を買ってくれた人の感じるズレと同じではないのか、、、ということからそう思いました。

これから仕事をしていく上でとても大事な事を学んだような気がしました。

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