ペトリフィルム

冷蔵庫内の前処理用の水、輸送中のバケツの中の水などのバクテリアチェックを行う為に今までは使用している前処理剤メーカーなどにお願いしてメーカへ検体を宅急便で送り検査をしていただいていましたが、自分でできる簡易的な方法と言う事でペトリフィルムを購入してみました。
今の時期だと常温でも2日程度で結果がでてきます。

6月末に行われたアーチング研究会の際にフジ日本精糖(株)の樺沢さん小林さんに使い方をご指導いただき、実際に冷蔵庫内の前処理用の水のバクテリアチェックを行いました。
同時に同じ検体を持ち帰り、寒天培地使用のより精度の高い方法でのチェックも行っていただきました。

土曜日にバケツ内の前処理剤の入った水をシートに1ml垂らしたのですが、月曜日の朝には写真のように赤い斑点が出てきました。(ここから下も読んでくださいね)
その斑点の数を数えます。

切花に影響を与えるのは10000/ml程度からだそうです。あくまで目安だと思いますが。
で今回のペトリフィルムに現れた赤い斑点を数えると1が一番多くて約3000/ml
で2、3は約1000/mlなのでいずれも問題はありません。との事です。
寒天培地での検査でもほぼ同じような結果だったそうなので今回のペトリフィルムでの検査はとても精度の高い結果だそうです。

この検査を行うと冷蔵庫内で水揚をする際に使用する前処理剤入りの水をどの程度の頻度で取り替えるのがいいのかを見極める目安を知る事ができます。

今まで通りの頻度で問題ないことが分かりました。ペトリフィルムで簡単なチェックができるのでこれからは定期的に検査を自分で行いたいと思います。
バケツの洗浄、消毒も行います。

バクテリアの繁殖は冷蔵庫内の温度、もっと言うと前処理に使う水の温度によって相当違うはずなのでうちでの水換え頻度が他の生産者と同じと言う事にはなりません。前処理剤の種類にもよりますし、それぞれのメーカーの主張も違うと思いますので確認が必要になります。
自分の所の状況を調べてみないと実際は分からないですね。

うちの前処理に使っている水の温度はとても低く、小林さんがサンプルを取る際に十分に冷たいのでおそらくバクテリアは出ないでしょうとおっしゃっていました。

水の温度については生産者の前処理だけの話ではなく、流通の過程であったり、花屋さん、消費者の方々が活けるのに使う水の温度にも言える事ではないでしょうか。
水の温度が低いほどバクテリアが繁殖しにくいというのは事実ですからその事だけを考えれば活け水の温度は低い方が良いといえます。

氷水を使用するとか・・・・・・?

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ペトリフィルム への4件のコメント

  1. Sekizuka より:

    >活け水の温度は低い方が良いといえます。

    通道抵抗は増えますけどね。。。

    葉が水に浸るかどうかでもかなり変わるようです。

  2. jun より:

    >Sekizukaさん
    たぶんそういうことだろうと思ったので、”その事だけを考えれば”と逃げ道を作った次第です(汗)

    水の温度が低いことで通道抵抗が増えて、切り花に影響があるのですかね?

  3. Sekizuka より:

    >通道抵抗が増えて、切り花に影響があるのですかね?

    「無くはない」ぐらいですかね。
    逆に「湯上げ」という技術があります。効果がある、ないと意見が分かれるのですが、「なくはない」ようです。
    http://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/8/2/8_235/_article/-char/ja/

    保存については、一般に冷蔵と呼ばれる温度で良いのでしょう。極端に低いと低温障害はありえます。
    ウチの方で保存庫を0℃設定にしている方が居ます。
    栽培条件などで弁質が薄くなったりすると障害が出る、とか。その方曰く「0℃で障害が出るようなバラを作ったらいかん」とか。
    案外、冷蔵庫内で温度ムラなどがあったりしますから、氷水なんか使うと、凍ったり怖そうな気もします。

  4. jun より:

    Sekizukaさん
    ありがとうございます。
    通道>通導みたいです。すみません。

    リンク先は
    水あげ時に回復が速いということなんですね。

    氷水と書いたのは花瓶に活けるときに少しでも水の温度が低いとバクテリアの繁殖が少なくなるから・・・と思ったからです。冷蔵庫内で氷水はないでしょう・・・。
    マメに氷を入れる事はできないから現実的ではないですね。しかも暑いところで蒸散が激しいところに低温の水では逆効果だったりするのかな。

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